Music Lane Open Lecture Vol.11 「音楽フェスもアジアの時代に!」(講師:津田昌太朗氏)
新しい音楽の時代を、より自由に回遊するための学びの場。
Music Lane Open Lecture Vol.11
「音楽フェスもアジアの時代に!」
講師:津田昌太朗氏
(CHARLOTTE INC. 代表取締役 / Festival Life 編集長)
日程:2023年2月16日(木)
会場:ミュージックタウン音市場 3Fホワイエ
時間:19:00スタート
受講料:一般1,000円 沖縄市民割引(在住・在勤の方)900円
Koza Music FunC会員割引(要会員証提示)¥800 高校生以下無料(要学生証提示)
(下記リンク・QRコードからお求めいただけます)
https://peatix.com/event/3475113/
音市場窓口での申込、電話予約も承ります。
問・電話予約=ミュージックタウン音市場 098−932−1949
主催:沖縄市・ミュージックタウン音市場
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◎講座内容
・世界の音楽フェス・日本の音楽フェスの今
・コロナ禍の影響
・アジアの音楽シーン
・レポート:Heads In The Clouds(22年12月)
・レポート:Lollapalooza India(23年1月)
・これからのアジアの音楽フェス
日本の音楽フェスカルチャーの金字塔とも言える「フジロックフェスティバル」は、1997年に始まりました。以来26年、四半世紀の時が流れる中で、音楽フェスティバルは、欧米のフェスカルチャーを下敷きにしたものから、少しずつ多様な形に姿を変えてきました。最近では、音楽を軸にした文化にとどまらず、SDGsや地球温暖化、LGBTQといった決して他人ごとではない社会的な課題にも寄り添う姿勢が打ち出されることも当たり前の流れになってきました。
日本の音楽フェスが、ある種の成熟期を迎える中、経済的にも成長著しいアジアの国々では、大型の音楽フェスティバルが続々と登場しています。その中には欧米の大型フェスのアジア版なども含まれています。背景には、K-POPの世界的な人気と、アジアのカルチャーシーンを世界に発信する「88Rising」などが生み出す新たなムーブメントが影響していることは間違いありません。さらに、これまで大規模な公演を行う上で課題だったロジスティクスの問題がクリアになって、爆発的に広がっている印象です。人口が増え続けるアジアの国々は、マーケットとしても非常に有望だということを考えると、今後もこうした流れは止められないはずです。
今回のレクチャーでは、海外100カ所、国内300カ所以上の音楽フェスを経験し、海外フェスを横断するプロジェクト「Festival Junkie」を主宰し、日本最大級の音楽フェス情報サイト「Festival Life」編集長の津田昌太朗さんを迎えます。津田さんは「これからはアジアの音楽フェスが注目を集め、盛り上がりを見せる」と予測。日本人にとっても新たな価値を持ったフェス文化が広がる期待もあり、「日本とアジアのフェスシーンを繋げることをライフワークにしたい」と話します。そうしたアジアの最新動向を含めて、日本国内や世界の音楽フェスが作る新しいカルチャーの形について紹介していただきます。
本レクチャー翌日の2月17日からは、アジア各都市の音楽関係者を招いての「Music Lane Festival Okinawa 2023 / Trans Asia Music Meeting 2023」も始まります。このレクチャーは、このイベントのキーノート・スピーチと言えるものになるはずです。ご期待ください。