Living with Music 2020.08.11Living with Music Tweet Share 世界の島々の音楽を重ねて新たな音楽を創造する。 映画「大海原のソングライン」 映画「Small Island Big Song(邦題:大海原のソングライン)」が、8/1にロードショー公開されました。この作品は、太平洋のイースター島からインド洋のマダガスカルに至るまで16の島国に残る伝統的な音楽とパフォーマンスを記録した音楽ドキュメンタリーです。この映画が素晴らしいのは、伝統音楽の記録ということだけではなく、島々の音楽を重ねて新たな音楽を創造しているところです。 私がこの映画のディレクターTimとプロデューサーBaoBaoの二人と最初に出会ったのは、2015年秋、ブダペストで開催されたワールドミュージックの見本市の会場でした。その時、二人は長い撮影行に出かける直前でした。その後、年に一度ヨーロッパの見本市会場で会って近況を語り合いました。そして、昨年4月、二人を沖縄に招いて、沖縄国際映画祭でのワールドプレミアが実現しました。今年の春、日本での上映が決まったという話を聞きました。コロナ禍で公開が何度か延期されたものの、ようやく日本でのロードショーに漕ぎ着けられたわけです。 映画は沖縄でも近々公開されるはずなので、ぜひ劇場に足を運んでいただけたらと思います。サウンドトラックは、音市場の受付でも販売中です。 大海原のソングライン映画公式サイト Text:野田隆司(Music from Okinawa) Tweet Share Living with Music